2022年2月25日より配信がスタートしたNetflixドラマ「未成年裁判」。
もともと1月配信予定だったそうなのですが、さまざまな事情が重なり2月配信になったみたいですね。
予告動画は早くからアップされていたので、待ち遠しかった方も多かったのではないでしょうか。
そこで今回は
- 【未成年裁判】ドラマ内容
- 【未成年裁判】出演者が豪華!キャストは?
- 【未成年裁判】全10話あらすじネタバレ考察
- 【未成年裁判】実際に韓国で起こった事件ばかり!?
- 【未成年裁判】実際に観た方の感想や評判は?
についてまとめました。
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【未成年裁判】どんな内容のドラマ?

地方裁判所の少年部に赴任した一人の女性判事シム・ウンソク(キム・ヘス)が、自分とは違った信念と主観を持った判事たちと、少年犯罪に向き合っていく作品です。
ドラマティーザーでは、14歳未満なら殺人を犯しても刑務所に行かないと笑う少年の映像と、少年少女たちに厳しい言葉を向ける判事シム・ウンソクの映像が。
[youtube][/youtube]見て頂けるように、未成年者の凶悪な事件でこのような少年少女が世の中にたくさんいると考えるだけでも今後の社会はどうなっていくのかゾットしますね。
その中で、判事たちは事件を起こした子供たちをどう裁いていくのか。
さまざまな評価が飛び交うことが予想される作品となっています。
【未成年裁判】キャストが豪華!!
続いては未成年裁判に出演しているキャストについてご紹介していきます。
とても豪華ですよ!
キム・ヘス:シム・ウンソク役

・名前:キム・ヘス
・生年月日:1970年9月5日
・年齢:51歳(2022年3月時点)
・出身地:韓国釜山広域市
・身長:170cm
・血液型:A型
・出演作:「愛の群青」「チャン・ヒビン」「ハイエナ」「コインロッカーの女」「ひかり探して」
・所属事務所:HODU&Uエンターテイメント
キム・ヘスさん演じるシム・ウンソクはヨンファ地方裁判所少年刑事合議部右陪席で少年判事を嫌悪するエリート判事です。
少年犯罪率が一番高い管轄裁判所に赴任し、慣れた慣習をやぶって下す彼女だけの処分が少年犯と少年法廷、そして少年犯罪に共同責任を持つ社会に重みのある一発を投げます。
キム・ムヨル:チャ・テジュ役

・名前:キム・ムヨル
・生年月日:1982年5月22日
・年齢:39歳(2022年3月時点)
・出身地:韓国ソウル
・身長:183cm
・血液型:B型
・出演作:「悪人伝」「侵入者」「バッドガイズ2~悪の都市~」
・所属事務所:プレインTPC
キム・ムヨルさん演じるチャ・テジュはヨンファ地方裁判所少年刑事合議部左陪席を務め、検定試験出身で、学歴・血縁など全てにおいてシム・ウンソクに劣っています。
シム・ウンソクと一緒に少年少女たちにどのような判断を下すのかが見物ですね。
イ・ソンミン:カン・ウォンジュン役

・名前:イ・ソンミン
・生年月日:1968年12月4日
・年齢:53歳(2022年3月時点)
・出身地:韓国奉化郡
・出身地:175cm
・血液型:B型
・出演作:「パスタ」「ミセン」「財閥家の末息子」「麻薬王」
・所属事務所:HODU&Uエンタテイメント
イ・ソンミンさん演じるカン・ウォンジュンはヨンファ地方裁判所少年刑事合議部の部長判事でテレビ出演などにも出演している人気判事。
判事歴18年で、長い間裁判所で働きながら現実と理想の間で葛藤を抱えている人物です。
イ・ジョンウン:ナ・グニ役

・名前:イ・ジョンウン
・生年月日:1970年1月23日
・年齢:52歳(2022年3月時点)
・出身地:韓国ソウル
・身長:164cm
・血液型:O型
・出演作:「パラサイト」「椿の花咲く頃」「ひかり探して」
・所属事務所:WILLエンターテイメント
イ・ジョンウンさん演じるナ・グニは少年部の部長判事です。
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【未成年裁判】全10話あらすじネタバレ考察!

では、「未成年裁判」全10話のあらすじネタバレ考察をご紹介していきます。
どのような結末になっているのでしょうか!?
第1話あらすじネタバレ
8歳の子供が13歳の少年に白昼堂々と惨殺されます。
そんな凄惨な事件が起こったことにより、世論は「13歳までは厳罰化はない」という少年法への廃止の声が盛り上がっていました。
新しく少年犯罪を担当する裁判官、少年部の判事として赴任してきたシム・ウンソク。
未成年たちに容赦なく重い刑を連発することでも有名な彼女は、今回この事件を担当することに。
精神的に危うい発言を繰り替えす犯人の13歳の少年のことを徹底的に調べあげ1つの確信として得たのが「単独犯ではなく共犯者がいたこと」という事実。
その黒幕が同じく未成年女子であるハン・イェウン(16歳)であることを突き止めます。
第1話考察
ウンソクは少年部の判事として新たに配属されたのですが、ウンソクは少年部に配属されるものの少年犯たちに対し、ものすごい嫌悪を持っている様子でしたね。
明らかにウンソクは過去に少年犯と何か何か関りがあるようでしたが、そこまでウンソクに少年犯たちを嫌悪させる出来事とは一体なんだったのでしょうか。
一方のテジュは少年犯たちに親身になる優しい判事のようでした。
ウンソクとは真逆の性格のようです。
ウンソクは配属されてすぐに大きな事件を任されることに。
ウンソクは被害者の親の泣く姿を見て、細部に渡って捜査をするうちにソンウの裏にイェウンという少女がいることに気づきます。
ウンソクはイェウンを捕まえようとするものの、ウォンジュンは大激怒したのでした。
ウォンジュンは今の自らの保身のためにもそんなことはできないと判断したのでしょう。
それでも反旗を翻したウンソクは捜査をすることに。
さらにはテジュも最初は反対していたものの、確信を得たことでウンソクに協力することに。
テジュはウンソクのことを理解できないと言いながらも、正義のために動くウンソクのことを尊敬しているようにも見えました。
第2話あらすじネタバレ
犯行現場のカメラ、携帯メールの履歴からハン・イェウンは逮捕されます。
そんな今回の事件の首謀者、ハン・イェウンの両親は裁判には来ず、代わりに弁護団を形成し法廷向かわせます。
弁護団はシム判事の過去の強引なやり口を非難するようなマスコミ対策のうち、部長は焦り気味。
しかしシム判事は揺るぎない信念を持っていました。
「未成年に大人、警察、マスコミが騙されたという恥。その罪を子供たちにしっかり教えるべきです」と。
2人の未成年を同時に裁くこの裁判は、首謀者のハン・イェウンが精神的な障害があったと主張します。
ペク・ソンウはあくまで犯行のほう助で意思はなかったとも主張。
平行線に思われたこの審議をシム判事は、「仲間割れをさせた双方に相手の嘘をしゃべらせる」よう仕向けます。
その思惑通り、互いに精神的な病によるものではなかった点、意思を持って殺人に加担した点が浮き彫りになっていきます。
結果、双方ともに一番重い刑が言い渡されたのでした。
「少年事件には慣れない、いつまでたっても…」
裁判に来なかった親、自分の子供の罪を受け入れない親、そんな親たちに対し、「最も努力すべきは子供ではなく親たちなのよ…」
審議後に思わずつぶやくシム判事でした。
第2話考察
ウンソクはチャンミの反撃で不適切だと報道をされてしまいます。
しかし、ウンソクはそれに負けることはありませんでした。
ウォンジュンにも怒られてしまうものの、意地でも正義の意思に従い、判事としての務めを全うするという意思が強かったからこそ、実現できたことだと思います。
その結果、ソンウもろともイェウンを一番重たい罪にすることができたのでした。
まさにウンソクの作戦勝ちですね!
うまくソンウとイェウンを共に罪に問うことができ、ウンソクの思惑通りに裁判を進めることができたのでした。
ウンソクは2人に罪を償わせることができて満足そうでしたね。
それだけウンソクは正義感も強いということなのでしょう。
テジュも結局はウンソクに協力し、全て解決まで持っていきました。
テジュは不幸少年を従わせる性格を持っていたことでソンウの母親も説得することができ、裁判での勝利をもぎ取れたのでした、
テジュとウンソクは良いコンビになっていきそうな予感がしますね。
ですが、ウンソクはテジュに少年部に来た理由を聞かれるも何も答えません。
ウンソクが少年部に来た理由がますます気になりますが、一体何があったのでしょうか。
何とか1つの重大事件を解決できたウンソクたちに次はどんな事件が訪れるのか気になるところです。
第3話あらすじネタバレ
部長判事カン・ウォンジュンは、国会議員の選挙に誘われます。
議員となり少年法の改正に尽力しては?その打診に心が動きます。
そして、その夜ソ・ユリが裁判所にやってきて倒れました。
彼女は日常的に誰かに暴行を加えられているようでしたが、捜査の結果、その暴行の犯人はユリの実の父親でした。
ユリは病院から逃げ出し、非行グループの仲間たちに会いますが、そこでも彼女たちから暴行を受けることに。
そんなどうしようもない環境で苦しむユリを見て、シム判事は事件に関わったコ・ガンシク刑事に協力を依頼。
ユリが父親からDVを受けた時に録音された音声データを入手、それを証拠として法廷で流しました。
それはユリを守るため、シム判事は暴行の主である父親を身柄拘束の罪で罰しようとします。
予想通り、法廷で暴れる父親。
過去に父親からDVされた経験があるテジュ判事は、ユリの父親の首を絞めようとして、シム判事の言葉で我に返るのでした。
第3話考察
ウンソクたちの元に次はユリが助けを求めにきます。
ユリは父親から家庭内暴力を受けていたのですが、警察などに助けを求めても被害者が我慢しないといけない現実に我慢できず、訴えることができなかったようです。
ウンソクは外側から父親の暴力の証拠集めに奔走し、何とか証拠を集めるとユリを虞犯少年として隔離することに成功。
これはウンソクの作戦だったようで、ユリを隔離することでどうにか保護しようとしていた結果でした。
それを知らないテジュはユリに対して冷たい態度を取るウンソクに腹を立てます。
その理由にテジュ自身が過去に父親から家庭内暴力を受けていたから。
なので、ウンソクの態度が許せなかったのでしょう。
一度は衝突したものの、審理当日にはウンソクの作戦を理解でき、テジュにとっては家庭内暴力の辛さを理解してもらえた嬉しさがあるように見えましたね。
ユリも最初は隔離すら否定していたものの、ウンソクから説得されたことで父親を告発する覚悟ができます。
ユリも本当は父親を告発したくてたまらなかったでしょう。
そこにウンソクが手を差し伸べてくれたことで味方が現れたと安堵できたようですね。
ユリの父親への判決がどうなるのか気になるところです。
第4話あらすじネタバレ
ユリの父親に1年間の接近禁止と収容、アルコール依存校正プログラムへの参加などが課せられ、ユリの身は結果的に守られる判決に。
ユリは「真面目に行きます」とシム判事にメールするのでした。
テジュには暗い過去がありました。
それは昔DVを受けたことが原因で父親を殺し、少年院にいたこと、そしてテジュはその事件の際にある判事に救われたとのことでした。
シム判事とテジュは、オ・ソンジャというカウンセラーが運営するプルム回復センターに視察へ行きます。
シム判事がそれぞれ個人面談すると、女子たちからは「ソンジャから暴力や嫌がらせを受けている」と口々に訴えかけてきました。
そこで、シム判事はソンジャと運営を手伝う娘のアルムから話を聞くと、女子たちがセンターから出たいがために虚偽の内容を話していることを知ります。
しかし、ソンジャには実は施設資金の横領の疑いがあったのでした。
シム判事が帰るとソンジャは心労で倒れてそのまま病院へ。
テジュ判事は、センターで暮らしていたト・ユギョンが大腿骨の骨折で入院しており、実はソンジャは支援金を手術台に当てていたことを知ります。
シム判事がセンターに戻ると、窓ガラスが割れるなど凄惨な状態でした。
どうもアルムがバットを振り回し、入居していた女子たちを追い出したようです。
そして、センターで虐待があると虚偽通報したのも実はアルムだったのでした。
彼女は母親が入所した女子ばかりにかまったこと、父親が出ていったことなどを恨んでたことによる犯行だったのです。
第4話考察
ウンソクはユリの父親に厳しい判決を下しました。
ユリのことを守るため、そして罪を犯した側の罪の重さを知らしめるためにしたようですね。
ウンソクもユリもテジュもその判決に満足した様子が伺えました。
さらに、この事件があったことで、テジュのさらなる過去が明らかに。
テジュも過去に少年法で捕まっていたことがあったのです!
だからこそ、非行少年たちの気持ちがわかり優しく接することができたのでそうね。
さらに、憧れている判事がいると話していましたが、一体誰のことなのか気になります。
ウンソクたちはソンジャがセンター長を務める回復センターへと向かったのですが、調査をするうちにセンターにいる少女たちの暴力行為、そして資金の横領が明らかに。
しかし、資金の横領は暴力のせいでケガを負ってしまった少女の治療費のための出費なのでした。
ソンジャは心が優しい人なんですね。
ですが、そんなソンジャが倒れてしまうと今まで自分たちのことを蔑ろにされていた娘のアルムがセンターで暴れ、少女たちを追い出してしまいます。
少女たちはどうなってしまうのか。
そんな中、ウォンジュンは本格的に国政への出馬を決めます。
明らかに議員たちに踊らされているように見えましたが、このまま本当に政治家になるのか気になりますね。
第5話あらすじネタバレ
シム判事やテジュは、センターから逃げた女子たちを探すことに。
警察が発見した1人、ミンギョンはリーダー格のヨンナに殴られたと言います。
センターに戻ったミンギョンにヨンジから電話が。
それによるとソウルの街でヨンナに売春を強要されたそうだとわかります。
シン判事たちが必死に探し、ホテルで男性に襲われそうだったヨンジをなんとか救出。
アルムの証言でヨンナが母親と一緒にいることがわかり、そこにシン判事は向かいます。
するとそこに、ヨンナは母親から無視され、同居男性からは暴力を受けうずくまっていました。
審理になり、シン判事はヨンナたちに10号少年院に2年、ヨンジ・ミンギョンに6号の判決を言い渡し、彼女の保護者たちも教育プログラムに参加させると宣告しました。
第5話考察
アルムは母親が自分たちに見向きもしてくれないこと、そして母親の幸せを願うあまり、通報や少女たちを逃がすという鼓動に出たのでした。
アルムから母親に向けられたSOSだったんですね。
ソンジャが少女たちを大事にするあまり、自分の娘を蔑ろにしてしまったことで起きた惨劇だったのですが、何だか複雑な気持ちになりました。
しかし、参与官たちのおかげで少女たちの居場所を見つけることができたのでした。
アルムと親身になり話を聞いたことが良かったのでしょう。
そのおかげで少女たちは再び犯罪に手を染める前に保護することができたので、大事件になる前に解決して良かったですね。
ウンソクは判決を言い渡す時に、少女たちの両親に厳しい言葉を浴びせたのでした。
それは少女たちの身辺を調査したときに家庭環境に問題があると感じたからなのでしょう。
それぞれ少女たちの悲痛な心のうちをウンソクが代弁し、保護者に伝えます。
このことからも一番非行少年たちの気持ちを理解しているのはウンソクなのかもしれませんね。
そんなウンソクの前に1人の男が現れましたが、一体あれは誰なのでしょうか。
正体が気になるところです。
そして、ウォンジュンは国政へ一歩踏み出す直前に、息子が試験漏洩事件に関わってしまうことを知ってしまいます。
自らの立場が危機的状況に追い込まれたウォンジュンはこれからどんな行動をとるのか気になるところですね。
第6話あらすじネタバレ
カン・ウォンジュン部長判事は、自分の息子シヌが通う高校の期末試験の漏洩問題を担当することに。
調べを進めると「デカルト」というグループに入会できた学生たちが、試験問題を事前に知っていたことがわかりました。
しかし、息子シヌがそのデカルトに参加していたことを知り、カン部長判事は怒りを爆発。
国会議員の選挙に出馬を控えていたカン部長判事はその件を議員のオム・ジュンギに相談しますが、彼からは「この事件はもみ消してあくまで選挙への出馬をするように」と言われるのでした。
シヌは父・カン部長判事から「死ぬなら一人で死ね」と言われたことに心が乱れ、思いつめたあまり、赤信号に飛び込み重体に。
そのまま病院に運ばれます。
カン部長判事は息子の事故に責任を感じつつも、試験漏洩の首謀者であるパク・ヒョンチャンに「全て否認しろ」とアドバイス。
さらに裁判に有利になるように証人を偏った人選に工作します。
シム判事は試験で不正をしたのが検察が掴んでいる21人ではなく24人いると知り、残りの3人を探し出そうとします。
そしてカン部長判事の息子シヌが不正をしたことを遂に突き止め、シヌの病室にいるカン部長判事に事件の真相を問いただすのでした。
第6話考察
ウォンジュンはまさか自分の息子がデカルトのメンバーだとは思わずショックを受けてしまいます。
息子の将来よりも自分の将来が危ぶまれる状態に絶望したように見えました。
しかし、シヌが自分に認めてもらいたいからしたことだと聞いたウォンジュンは自らの行動を反省しているようにも見えました。
さらには、シヌが自殺未遂をしたことで、ウォンジュンは責任を感じたようですね。
ウォンジュンは出馬を止めようとするものの、ジュンギに説得させられてしまい、事実を隠蔽する方向に舵を切ってしまいます。
それが今自らできる最善の策を考えた結果だったのでしょう。
しかし、ウンソクはウォンジュンの行動を不可解に感じており、ソクチョンの証言を元に、検察の捜査をすり抜けた生徒がいること、そしてその中の1人がシヌだということにたどりつきます。
ウンソクにバレてしまい追い詰められたウォンジュンはどのような行動をとるのか注目です。
そして、この事件の判決はどのようなものになるのかも気になるところですね。
第7話あらすじネタバレ
カン部長判事は強引に裁判審理を開廷しようとしますが、シム判事は休廷を宣言します。
シヌから自白を聞きだしていたシム判事は、その内容を裁判所長に伝え、結果的にカン部長判事の辞職が決まりました。
テジュ判事の元に少年院から昔の写真が送られてきて、当時自分の味方をしてくれたのは実は当時のカン判事だったと知るのでした。
実はテジュ判事が成長し赴任したときから彼のことには気づいていたカン部長。
「お前は俺の後を追うなよ」と言い残し、彼は法廷から去っていきました。
テジュが可愛がっていたクァク・ドソクという少年がいました。
彼は今回、無免許でレンタカーを借り友人たちを乗せてパトカーから逃走、その際にオ・ギュサンという男性を轢いてしまう事件を起こしてしまいます。
ドソク自身も意識不明の重体となり、同乗していた友人たちは軽傷で済んだようでした。
被害者・ギュサンの妻は、娘が小児鬱になってしまったこと、さらに彼女は妊婦だったのですが、事故を失意の中で破水、そんなギリギリの状態で赤ちゃんを産むのでした。
第7話考察
ウンソクはウォンジュンが自らの息子を救おうと早く裁判を終わらせようとしていることに痺れを切らし盾突いたのでした。
ウォンジュンはこの時、判事としてよりも父親としての想いが強く出てしまっていたからでしょう。
ウォンジュンはウンソクの行為に大激怒し、返り討ちにすると啖呵を切ってしまいます。
その結果、ウンソクはシヌの元に直接向かい、自首をさせることに成功したことでウォンジュンの長年の計画が崩れてしまったのです。
ウンソクはウォンジュンの計画を知りながらも、学校に残された他の生徒を守るために行動を起こしたのですね。
ウォンジュンも自白をすると、部長判事の職を失うことに。
テジュは過去にウォンジュンを出会っており、テジュのことを助けた判事でした。
テジュはその恩があったからこそウォンジュンの捜査をやめようとしていたのでしょう。
お互い隠して仕事をしていたものの、最後に2人がお互いのことを確認して別れることができて良かったですね。
そんな中、新たな部長判事としてグニがやってきます。
グニとウンソクの間には過去に何かあるようですね。
そして、ウンソクたちの元にテジュと関りのあるドソクの起こした事件が。
テジュは何かも間違いだと思いながら調査を始めます。
そんな時、ドソクが植物状態に。
その報告にテジュはショックを受けていましたが、テジュはドソクの罪を晴らすことができるのでしょうか。
第8話あらすじネタバレ
新しく部長検事ナ・グニが赴任します。
カン元部長を内部告発したシム判事をグニは疎ましく感じています。
重体だった男性・ギュサンはその後病院で死亡します。
テジュ判事は、ドソクがレンタカーを借りた時に1人ではなく、同乗していた少女・ミジュがいた事実は突き止めます。
審議の法廷でミジュが提出したある動画が流されました。
それはレンタカーに当時同乗していたイ・ナムギュンがドソクに暴行を加えている映像でした。
さらにミジュはナムギョンに下着姿を盗撮されていました。
ドソクはそれを消去するようナムギョンに頼んでいたため、代わりにドソクはナムギョンの言いなりになっていたのです。
しかし、審理を早く終わらせたいナ・グニはナムギョンたちの案件を保護事件にして少年部送りという軽い判決を下しました。
第8話考察
テジュはとにかくドソクの無念を晴らそうと証拠集めに奔走しました。
ドソクに対する自責の念から行動を起こしていたものの、出過ぎたことをして怒られてしまう結果に。
それだけテジュがドソクにかける思いが強かったということなのでしょう。
ウンソクも少年たちを裁く方法を模索しているうちに、被害者が死んでしまい刑事事件に。
ウンソクは刑事事件にして収監しようとするものの、ことごとくグニの反対意見にあってしまい、うまくいかずグニの態度に今にも憤慨しそうな様子でしたね。
それでもUSBの映像を使って、ミジュから自分を助けるためにドンソクがいじめられるようになったという証言を得るものの、ミジュの身を案ずるが故に証言台に立たせることはできなかったのでした。
その後、刑事裁判を行うものの、グニはウンソクたちの意見も聞かず勝手に少年部に送致することを決めてしまいます。
グニは数をこなすことを優先に考えていたようです。
その行為にはウンソクもテジュも怒りが。
しかし、部長という立場の前で何もすることができません。
ウンソクとテジュは今回の事件を満足に裁くことができず、無念さを感じているようでした。
今後もウンソクたちとグニの衝突は避けられそうになさそうですね。
最後にウンソクはインジュンの写真を見た瞬間倒れてしまいます。
ウンソクとインジュンの間に一体何があったのかウンソクの過去が気になるラストでしたね。
第9話あらすじネタバレ
シム判事は、集団性的暴行事件の容疑者の少年ファン・インジュンの資料を見ている際に倒れます。
医者からは過労だから休め言われますが、言うことを聞かず勝手に退院します。
ファン・インジュンとは5年前、彼が11歳の時にマンションの屋上からレンガを落としてシム判事の息子チャンを殺害した犯人だったのです。
しかし、当時担当したナ・グニ判事の処罰は軽すぎ、シム判事はその審理に不満を持ち続けたのでした。
レイプ事件の被害者カン・ソナの証言で、立件された3人以外に犯人がもう一人いる可能性が浮上。
ソナの体からソ・ドンギュンとオ・ギョンスという2人の青年のDNAが発見されますが、残る1人と思われたインジュンのDNAはなく、彼は保護事件で扱われることに。
ソナの父親がインジュンに真相を問いただすと「酒を飲み過ぎて勃たなかっただけ」とせせら笑われます。
それを聞いたソナの父親はインジュンを殴り、捕まりました。
シム判事はその証拠となる音声データを手に入れますが、それは自白強要となるため裁判では使えません。
さらにインジュンは「先輩のドンギュンとギョンスに逆らえずソナを誘ったが、自分はレイプを止めようとしたし、その場にもいなかった」と証言。
しかし、コ・ガンシク刑事が周辺のドライブレコーダー映像を提出し、インジュンがソナの暴行現場にいなかったという供述を嘘だと判明しました。
さらに、5年前にインジュンとレンガを落としたペク・ドヒョンも現場にいた新事実も明らかに。
第9話考察
ウンソクは過去にインジュンが起こした過去の事件で息子を殺されたという過去があったのでした。
さらには姑にその責任を押し付けられてしまっていたのです。
ウンソクにそんな暗い過去があったなんて衝撃的でしたね。
そして、当時の裁判を担当していたのがグニだったのです!
そんな繋がりがあったなんて思いもよらず。
当時もグニはスピードを重視し審理を終わらせていました。
だからこそウンソクはグニの考えに噛みついたのでしょう。
ウンソクはインジュンの審理を下されそうになるものの、ウニを説得し続けられることに。
ウンソクはインジュンに法の恐ろしさを教えようと考えているようだったので、どんな審判を下すか気にあるところです。
そして、法の恐ろしさを知らしめ息子の仇を取ることができるのでしょうか。
そんな中、テジュが捜査を進める中でドヒョンという少年も事件に関わっている可能性があると発覚したのでした。
そのドヒョンもウンソクの息子を殺した事件に関わっている人物だったのでした。
一気に2人を捕まえるチャンスが巡ってきたウンソクは、ドヒョンも罪に問うことができるのでしょうか。
まずはドヒョンを見つけ出せるのが注目です。
いよいよ最終回に突入です!
ウンソクは彼らにどんな罪を下すのでしょうか。
第10話あらすじネタバレ(最終回)
シム判事は過去にインジュンが起こした事件の被害者の親だということが知れ渡ってしまい、この事件の担当を外されます。
シン判事はインジュンの件を代わりに担当することになったナ・グニ判事に「5年前に私の息子が殺されたときあなたは3分で審理を終わらせたからだ」とこれまで抱えてきた恨みをぶちまけるのでした。
テジュ判事の担当した窃盗犯ペク・ハリンが妊娠、原因がドヒョンたちに売春させられたことが判明。
そして、別の施設にいるドヒョンの元彼女が、ドヒョンのアジトの場所を教えます。
シム判事がそこへ駆けつけると、これまでの女性被害者たちの靴が保管されていました。
ドヒョンがやってきてシム判事をナイフで刺し、殴りかかります。
そこにコ刑事が駆け付け、ドヒョンは逃げました。
ナ・グニはインジュンの裁判にドヒョンを召喚。
テジュ判事が既にドンギュンとギョンスを説得しており、真犯人であるドヒョンが現場にいたと証言させて彼のスマホのデータも提示します。
ドヒョンの罪が明らかになり、ナ・グニ判事は刑事事件扱いとして審判。
その後、ナ・グニ判事はシム判事に謝罪しました。
「これまで自分は審理に私情を挟まずに判決してきた結果、結果的に傷つけてしまった」と。
家に帰ったシム判事。
その手に息子チャンの遺品を握りながら泣き崩れるのでした。
シム判事はカン元部長とグニ判事の口添えで懲戒処分を免れました。
そして、「これからも、非行少女を憎みつつ、最善をつくして偏見を持たず接していく」と誓うのでした。
第10話(最終回)考察
グニは忌避申立書が届いたことでウンソクが過去にインジュンの事件に関わっていること、そして自分がその事件の判事だったことに気づいたのでした。
グニはウンソクを怒ろうとするものの、逆にウンソクの少年事件に対する考え方で怒られてしまいます。
ウンソクは子供達と正面から責任を持って向き合おうとしないグニの考えが理解できなかったのでした。
堪忍袋の緒が切れたウンソクが怒鳴りつけたことで、グニはその後、考え方を改めます。
そして、ウンソクたちに向かって謝罪をしたのでした。
正面から正論を言われたことで、グニの心が動いたのだと思いますね。
ウンソクの正面から向き合い意見する姿勢がグニの考えを変えたのでしょう。
ウンソクは裁判から外されるものの、命がけでインジュンたちの事件の証拠を見つけだします。
ドヒョンが危険な人物だと知りながらも証拠を掴むために命を張るウンソクの姿はかっこよかったですね!
さらにテジュがその証拠を使い、インジュンたちと共に捕まった少年たちから供述をとったことで、無事にインジュンたちを検察に送迎することができたのでした。
ウンソクは判事としてではないものの、インジュンたちに法の怖さを教えることができました。
ウンソクは最後にテジュに親たちが子供に関心を持つことの大切さを話します。
それがウンソクの判事としての信念なのだと思いましたね。
全ての責任は子供ではなく、親にあるということを伝えたかったのでしょう。
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【未成年裁判】実際に韓国で起こった事件ばかり!?

今回のドラマでは数々の少年犯罪事件が扱われたのですが、それら全てには元となる実際の事件が韓国で起こっていました。
・小学生のバラバラ死体事件:仁川東春洞小学生誘拐殺人事件(2017年)
・試験問題流出事件:宿命女子高校・試験問題漏洩事件(2018年)
・レンタカーの無免許事件:中学生レンタカー盗難運行追突事件(2020年)
・シム判事の息子の事件:龍仁アパートレンガ投擲死亡事件(2015年)
・女子レイプ事件:仁川女中生集団性暴行事件(2018年)
それぞれの事件はほぼドラマで表現された内容と酷似しており、それらが現在のネット化が進んで韓国においてSNSで大きく拡散され、時に被害者、加害者の情報さらし合戦が始まるなど、多くの国民の記憶に残るとともに、いいようのない鬱積した悲観ムードが漂う事件ばかりでした。
これらをひとまとめにしてこうしてドラマ化、それらがベースというのは韓国ドラマの1つの傾向でもありますね。
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【未成年裁判】実際に観た方の感想や評判は!?

では、実際に未成年裁判を観た方の感想や評判を見ていきましょう。
脚本、キャスト、スゴイ!
未成年犯罪者やそれに関わる様々な人達の色んな角度からもストーリーがまた面白い。
まだ4までしか見てないけど、特に1話2話は衝撃的でした。
凄いドラマでした。
キムヘスさんの顔圧が素晴らしい。
法とは、加害者とは、被害者とは…と色々と考えさせられました。
1、2話の衝撃は忘れられない。
ネトフリの未成年裁判という韓国ドラマがマジで面白い!
後、シム・ウンソク判事役のキム・ヘスさんの目力がすごい!
作品自体が未成年を取扱っているというところで本当にさまざまな意見があったかと思います。
評価を見ていると高評価がとても多く、それだけ視聴者の心をグッとつかみ取る作品だということなのでしょうね。
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未成年裁判あらすじネタバレ結末・考察まとめ
今回は、未成年裁判のあらすじ・ネタバレ・結末の考察についてご紹介してきました。
現在人気急上昇中のドラマということや、未成年犯罪を取扱っているということで興味を持っている方も多いかと思います。
未成年犯罪は昨今でも問題になっている出来事であり「未成年であれば何でも許される」と思っている方もいるでしょう。
ですが、この作品を観てもらえればわかるように「未成年であっても決して許されるわけではない」ということを教えてくれる内容となっています。
まだ視聴していない方は是非観てみてくださいね。