若手市長として注目されている広島県安芸高田市の石丸伸二市長と清志会とのバトルは話題になっていますね。
そこで、気になるのは清志会とは一体なにでどんなメンバーが所属しているのかということ。
また、一部では清志会と自民党の関係についても気になるとの声が浮上しています。
そこで今回は、
- 安芸高田市の清志会って何!?
- 安芸高田市の清志会メンバーは!?
- 清志会と自民党との繋がりは!?
についてまとめました。
安芸高田市の清志会メンバーは自民党?

そもそも清志会とは何なのか?と思っている方も多いと思うので、まずは、清志会とは何なのかについて解説していきます。
清志会とは、安芸高田市の反市長派の最大会派です。
その中には、議長である大下正幸氏も含まれており、一貫して反市長の姿勢なので、市長が提案した政策に反論する立場の会派となります。
2021年1月11日に大下正幸氏が代表となり結成され、『市議会と対立が続く石丸市長をけん制する』という目的のもと活動しているとのこと。
これまで、石丸市長が提案した主な内容で清志会の反対によって秘訣された案件は、
- 安芸高田市の2人目の副市長選任案
- 道の駅への無印良品出典計画に伴う改修工事を含めた補正予算案
上記、2つの問題は、世間が注目するほど大きな問題となっていますが、いずれも否決。
無印良品の問題については、この問題の2年前にここなわれた全員協議会途中退席の石丸市長の謝罪が先という理由で否決されています。
つい最近では、議員の1人が居眠りしたことにより石丸市長がSNSで怒りの投稿。
これが清志会の怒りを買い大騒動に発展しましたね。
なぜ、ここまで石丸市長を全力で潰そうとするのかはわかりませんが、石丸市長は、清志会のことを、
と話しています。
石丸伸二市長VS清志会について世間の声は?
では、石丸伸二市長と清志会のバトルについて世間の方からはどんな声があがっているのか見てみましょう。
と確かに、ここまでくると単なる意地でしかないような気がしてしまいます。
市長&清志会のメンバーを選出したのは国民なので、安芸高田市の市民は今の現状をどう思っているのかぜひ聞きたいものです。
また、最近では清志会メンバーが『老害』という声も。
コメントにもあったように、年齢的には古い考えを持った方が多いような印象を受けますし、それに対し、市長は41歳の若手。
清志会のメンバーとしては、自分より若い年齢の市長が誕生したことを単に面白くないと思いどんな案件にも反対している感が否めません。
安芸高田市の清志会メンバーは!?

さて、『老害』とまで言われている清志会のメンバーには誰がいるのでしょうか?
安芸高田市の清志会メンバー①山本数博

- 名前:山本数博(やまもと かずひろ)
- 生年月日:1949年9月28日
- 年齢:74歳(2023年10月時点)
- 出身地:安芸高田市甲田町
- 前職:農家
- 議員歴:安芸高田市議会議員(1期)
70年以上ずっと地元に住み、2020年の71歳の頃に安芸高田市議員に初出馬。
定数16人にも関わらず2位で当選を果たしました。
地元でボランティア活動などを行い、市民に知り合いが多かった可能性がある人物で地元に貢献し続けた人物だったのでしょう。
しかし、2023年9月、身の安全を理由に急遽定例会の一般質問を中止し話題になりましたね!
安芸高田市の清志会メンバー②武岡隆文

- 名前:武岡隆文(たけおか たかふみ)
- 年齢:68歳(2023年時点 )
- 常任委員会:産業厚生
- 議員歴:2期
安芸高田市役所の元職員だった武岡隆文議員は、あの有名なバトルである居眠り事件の張本人!
いびきをかいて寝ている動画などが出回り、明らかに居眠りをしていたと思われるのですが、石丸伸二市長から『恥を知れ!』と批判された途端、後に居眠りは病気のせいと公表。
あまりにも苦しい言い訳だったことから、世間からは呆れと落胆の声が多くあがりました。
安芸高田市の清志会メンバー③新田和明

- 名前:新田和明(にった かずあき)
- 生年月日:1964年3月21日
- 年齢:59歳(2023年10月時点)
- 出身地:安芸高田市高宮町
- 議員歴:2期
32歳の頃に通信事業の代理店として起業し、52歳の頃に公明党安芸高田市議会議員に初当選しています。
その後、令和2年に行われた市議会議員一般選挙において得票数1,160で、2期目の市議会議員を務めています。
しかし、2022年9月に開催された定例会・一般質問で新田和明氏の質問が、農林水産省のウェブサイトに載っている文章を、そのまま読み上げていたのです。
これに気づいた石丸伸二市長から、
と強く指摘されてしまいました。
結果、パクリ議員と言われてしまうことになったそうです。
安芸高田市の清志会メンバー④山根温子

- 名前:山根温子(やまね あつこ)
- 生年月日:1956年2月15日
- 年齢:67歳(2023年10月時点)
- 出身地:広島県府中市
- 議員歴:4期
2008年に安芸高田市議会委員補欠選挙に無所属で立候補。
見事1位で初当選を果たしました。
選挙では現在4回当選しており、ベテラン議員の1人となります。
また、安芸高田市議会での様子など、テレビやYouTube動画などで最近目にする機会が多く話題になっていますね!
しかし、石丸伸二市長が居眠り議員を非難したその後、安芸高田市の市議15人全員が出席した非公開の市議会全員協議会に石丸伸二市長を呼び出し、居眠り議員批判のTwitter投稿の意図について説明を求めました。
その際に数名の市議から
というにニュアンスの恫喝ともとれる脅しを受けたようで、またそのことについても石丸伸二市長はTwitterで投稿。
その恫喝した議員の中に山根温子氏が含まれていたとのことで、現在その恫喝問題について石丸伸二市長は裁判を起こし、争っている最中とのことです。
安芸高田市の清志会メンバー⑤先川和幸

- 名前:先川和幸(さきかわ かずゆき)
- 生年月日:1946年生まれか1947年生まれ
- 年齢:76歳(2023年10月時点)
- 議員歴:4期
2008年の安芸高田市議会議員選挙にて初当選して以降、4期連続で議員として活動。
しかし、過去に世間をにぎわせた『河井事件』に関わっていた人物の1人として知られており、2020年7月17日に辞職。
先川和幸氏は、河井氏から20万円の賄賂を受け取ったことを認めていますが、手をつけていない、お札を入れ替えただけ、返すつもりだったと話していたとのこと。
ですが、驚くべきことに辞任した同じ年、安芸高田市議会議員選挙で16名の定員中10位で再選を果たしているのです!
悪いことをして辞任したのに、なぜ再選したのかはわかりませんが、昔から先川和幸氏を支持している市民が一定数いたのではないかと言われています。
また、定例会にて武岡氏に続き、居眠りをしていたことを石丸市長から公表されてしまったこともありましたね!
これに対し、先川和幸氏は、
と逆切れ!
本人のいう通り、たまたま目をつぶっていただけかもしれませんが、この出来事がきっかけで武岡氏と共に居眠り議員と言われるようになりました。
安芸高田市の清志会メンバー⑥山本優

- 名前:山本優(やまもと まさる)
- 年齢:77歳~78歳(2023年10月時点)
- 議員歴:5期目
山本優氏は、市議会議員5期目のベテラン議員で、現在在籍している安芸高田市の市議会議員16名の中では、4番目に議員歴が長いことで知られています。
しかし、山本優氏がまさに清志会の老害とも言われている人物で、これまでに議会での質問が素人レベルであり理解不足や、何度も石丸伸二市長に指摘されているにも関わらずわかっていないなど、何か議論をするにも全く進まないと言われているとのこと。
このことで、世間からも大バッシングを食らうことになってしまいました。
安芸高田市の清志会メンバー⑦宍戸邦夫

- 名前:宍戸邦夫(ししど くにお)
- 年齢:76歳(2023年10月時点)
- 職業:農業
- 議員歴:5期
2008年61歳で安芸高田市議会議員に初当選。
以降、4年ごとの選挙で連続当選を果たしており、地元での人気が非常に高いとされています。
石丸伸二市長が当選し、石丸市政が始まった当初の議長を務めていたのが宍戸邦夫氏です。
今までとは違う新市長の手法に議会の議事をするにあたり、タジタジとさせられる場面も多々あり、石丸伸二市長から『議事をしてください!』と痛烈な言葉を放たれることもしばしば。
宍戸邦夫さんも『老害』と言われているメンバーの1人で石丸伸二市長の質問にトンチンカンな返答をすることもしばしば…
結果、SNSでは大バッシングを食らうことになってしまいました。
安芸高田市の清志会メンバー⑧児玉史則

- 名前:児玉史則(こだま ふみのり)
- 年齢:66歳~67歳(2023年10月時点)
- 職業:自営業(三田新聞販売店経営)
- 議員歴:4期
2008年の安芸高田市市議選で、候補者25人中9位の得票数で52歳にて市議に初当選。
それ以前の経歴は市役所職員をしていたと思われます。
2008年より4期連続で議員を務めており、2022年11月からは安芸高田市議会の副議長に就任しました。
児玉史則氏の場合、他のメンバーに比べると特にぶっとんだ行動をしていないせいか、ネット上ではあまり目立った批判などはありません。
しかし、2022年に行われた『安芸高田市の市民モニター』での評価では、議員としてグレーな部分が多く、実際のところ何をしているのかよくわからないというイメージを持たれていることがわかりました。
その理由には清志会に所属していることが原因ではないかと言われているため、清志会に所属していなければ、もっと印象の良い議員さんだったのではないかと思うと残念ですね。
安芸高田市の清志会メンバー⑨大下正幸

- 名前:大下正幸(おおした まさゆき)
- 年齢:71~72歳(2023年10月時点)
- 職業:農業
- 議員歴:4期
当選4回のベテラン議員で、2008年に初当選し市政に関わるようになりました。
2022年11月22日から安芸高田市の市議会議長を務めています。
過去4回の選挙結果を見ると、かなり得票数が多いということで、市民からの人気が高いことが伺えます。
大下正幸氏が清志会を立ち上げた張本人ということで、清志会の代表も務めているとのこと。
石丸伸二市長が市長として就任した当初から、かなり激しいバトルを繰り広げている人物ということなので、『石丸市長アンチの大ボス』と言われていることにも納得ですね!
清志会と自民党との繋がりは!?

問題行動や発言が多い清志会メンバーを紹介してきましたが、ネット上でメンバー以外で話題になっているのはどこの国政政党と繋がっているのか?ということ。
一部では自民党の繋がりが一番濃厚と言われていますが、果たして真相はどうなのでしょうか。
探ってみたところ、以下3つの理由から恐らく自民党の息のかかった会派なのではないか?と言われています。
- 田舎なので基本的には自民党派
- 安芸高田市の前市長や一部議員が自民党議員の河井克之氏からの賄賂事件に関与
- 清志会メンバーである新田和明氏が公明党所属
あくまで予想であり、本当に自民党と繋がっているのか?または、違う国政政党と繋がっているのか?などは現時点でわかっていないので、今後明らかになってくるまで動向が気になるところですね。
安芸高田市の清志会メンバーは?自民党との繋がりがりは?まとめ!
今回は、安芸高田市の清志会メンバーと自民党との繋がりについて紹介してきました。
石丸伸二市長と清志会メンバーのバトルはまだまだ続くと考えられますが、清志会メンバーは何かと問題行動や発言を起こしているある種、トラブルメーカー的な存在ですよね。
そのため、石丸伸二市長がとても気の毒に思いますし、このままこのようなバトルが続けば清志会の存続も難しくなっていくのではないかと思います。
しかし、自民党との繋がりが強いとすれば自民党の力が動く可能性も。
市民からすれば、仲良く政策をしてほしいと思っているでしょうね。
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