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20days ago

そろそろ “必修科目” なユーロヴィンテージに強いショップ。 #1 渋谷・BRACKETS

Vintage Clothing Store Vintage Products

英国やフランスのミリタリー、ワークウエアを筆頭に、近年、ファッションシーン全体で注目度が上がっているヨーロッパのヴィンテージウエア。
その人気の理由は、どこか全体的に漂うフォーマル感、ではないだろうか。
現代メンズファッションの基礎、つまりスーツスタイルの発祥は英国であるし、洋装のドレスアップ文化や着こなしのマナーが誕生、発展したのもヨーロッパ。たとえワークウエアであっても、襟付きのコート、シャツ、トラウザーズと、現代からしてみるとかなりキチンとしている。
また、経年や使用によるダメージはあるにしろ、作りが丁寧だ。ウールやワックスドコットン、リネンなど土地に根づいた伝統的な素材を使っている洋服に出会うと、なお作りの良さを感じる。
それに、アメリカンヴィンテージに比べてまだ解明されていないミステリアスな部分がある、というのも、探求心を刺激される。
ディテールを追う楽しさもあり、ファッションアイテムとしても新鮮なユーロヴィンテージ。さっそく気になってきた方に、オススメのショップを今日からシリーズで紹介する。
今回はこちら。
 
BRACKETS 
 
最近話題のエリア、奥渋にあるヴィンテージショップBRACKETS(ブラケット)。
ミリタリー、ワーク系の武骨なユーロヴィンテージを東京で探すならば、絶対に外せないショップだ。特に注目したいのがブリティッシュミリタリー。オーナーの飯田氏は、BRACKETSを開く前もヴィンテージ業界に勤めており、英国をはじめヨーロッパのヴィンテージは当時から気になる存在だったという。ただ英国に関してはテーラーのイメージが強く、自身が好きなミリタリー、ワークのジャンルが集まるのか不安だったと話すが、ご覧の通り、店内は申し分ない品揃え。
 
店内左手のラックにミリタリーウエアが集中。今の季節はアウターが充実している

左/上質なウールのセーターはどれも状態が良く、デザイン、カラーのバリエーションも豊富 右/奥のテーラードジャケットは’40年代頃までのフレンチワークウエア。コットンのワークジャケットなどは比較的多く流通しているが、ウールは珍しい。何度もリペアした跡が残っているが、それもまた魅力のひとつになっている
 
上/ヴィンテージの生地を用いたBRACKETS×UNSLACKSのキャップ、渋い色味の各種シャツ、グルカパンツなど 下/ブリティッシュヴィンテージの象徴的なアイテムといえばスクールブレザー。チームカラーでストライプが構成されており、中には一流のテーラーに注文していた学校もあったりと、奥が深いアイテム
 
上/フランスと英国の皿をはじめ、個性豊かなヴィンテージの雑貨も並ぶ 下/ヴィンテージポットとドライフラワーの華やかなコーディネイト。ポットは英国の旧いマーマレード会社のもので、雰囲気も使い勝手も価格帯も良く、ブリティッシュヴィンテージ雑貨の第一歩にオススメ


バスロールサインがかけられたフィッティングルーム。洋服のみならず、店内に置かれた雑貨やインテリアを見るのもBRACKETSの楽しみ方のひとつ
 
 
店頭に並んでいる商品から、ヴィンテージファンの心をくすぐるアイテム3つをピックアップ。
鮮やかなブルーのウール生地が特徴の、英国軍ホスピタルコート。内側に1939年のステンシル有り。テーラードタイプのホスピタルジャケットも希少だが、ロングコートタイプはさらに珍しいのでは。裾にかけてAラインに広がるシルエットが洒落ている。¥54,000_

PVC素材を用いた英国海軍デッキ用ジャケット。雨、風、波に晒されてすぐ傷んでしまうジャケットであるにもかかわらず、裏地には丁寧にコットンのライニングが付けられている。そのステンシルから1964年に支給されたものとわかる。¥48,600_

1970年代頃のデッドストック英国軍ジョージブーツ。英国の官有物であることを示すマーク「ブロードアロー」がサイドに押されている。ソールは絶縁ゴムを使用したラバーソール。顔立ちは英国靴らしくキリっとしているが、ミリタリーの武骨さも併せ持った優秀なブーツ。ブラックの表記サイズは7、ブラウンの表記サイズは6、価格はともに¥19,440_
 
 
資料的価値の高いモノから、デイリーに着られるシャツやセーターまで揃い、ビギナーもツウも楽しめるラインナップが魅力のBRACKETS。渋谷方面に出かけるときはチェックをお忘れなく。
 
SHOP DATA
BRACKETS
東京都渋谷区神山町13-13 1F
12PM-10PM
Tel.03-6416-8079

Photo by Nanako Hidaka 日高奈々子 Text by CLUTCH Magazine 編集部

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