HOME > CLUTCH Journal > 知る人ぞ知る、ノルウェー発イングランドメイドのワークブーツ。

CLUTCH Journal

ジャーナル

2016.07.05

知る人ぞ知る、ノルウェー発イングランドメイドのワークブーツ。

Boots

今、イングランド北部の小さな工場から、クラフトマンシップあふれるワークブーツが世界に向けて発信されている。
そのブランドの名前はDUNDAS FOOTWEAR。



実はこのDUNDAS FOOTWEAR、英国のブランドではなく、ノルウェー・オスロに拠点を置くブランドである。
ノルウェーには1970年代まで高品質な靴作りのカルチャーが残っていたが、時がたつにつれ、産業も、機械や知識も衰退してしまった。そんななか、美しくて長持ちし、時代に左右されないブーツを作りたいと、ふたりのオーナーによってDUNDAS FOOTWEARはスタートした。
特にひとりは広告業界に以前勤めており、例えば広告写真など、あらゆる手段を使ってプロダクツを美しく、よりよく”見せる”という業界の慣習に疑問を持っていたことも、“本物を作りたい”というモチベーションにつながったという。
 
さて、それを形にできる場所はどこにあるだろうか?
理想的な工場を求め、靴作りに携わる人たちに話を聞きながら各地を探しに探しまわった結果、たどり着いたのがイングランド北部で100年以上の歴史を持つ工場だった。
 
英国といえば中世から羊毛生産が盛んな国。その工場では長らく羊飼いのためのワークブーツを手がけており、牧場や急勾配の山道などでしっかりと足元を守ることができるブーツ作りを行ってきた。そんな実用に基づいた質実剛健なモノ作りにDUNDAS FOOTWEARのオーナーが感銘を受け、パートナーシップが始まったのだった。
 
 


ブラス製の釘を使って複数のレザーソールを貼り合わせるオーセンティックな製法を用い、レザーは英国やアメリカから上質なものを仕入れている。旧きよき本格的な作りを維持しながら、ファッションとして履けるようシンプルにデザイン。
上はシグニチャーモデルのTYPE01。英国製の肉厚なスウェードを使用している。





TYPE01にはレザーやカラーのバリエーションがあり、オックスフォードタイプも作っている。
写真上はHorweenのフルグレインラティーゴレザー、下は同じくHorweenのクロムエクセルレザーを用いている。

しかも価格は平均500ユーロと、手間と素材を考慮してもかなり良心的な価格だ。
 
 
また、どのシューズにも、後ろにDUNDASのクラン・タータン(日本でいう家紋のような存在)のタブを用いている点もポイントだ。ノルウェーと英国のカルチャーの融合というコンセプトが込められている。
 


アメリカンブーツに慣れている我々にとっては、北欧や英国のワークブーツは新鮮な存在だ。
なかでもDUNDAS FOOTWEARは、土地に根付いたモノ作りにこだわる。
探しに探し見つけ出したその品質はDUNDAS FOOTWEARのブーツでしか味わえない。

ブーツ好きの方ならば、もうさっそく試してみたくなったのではないだろうか。


DUNDAS FOOTWEAR
http://www.dundasfootwear.com


Photo & Text by CLUTCH Magazine 編集部

DUNDAS FOOTWEAR SELVEDGE RUN

  • facebook
  • twitter

このページのTOPへ