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CLUTCH Journal

ジャーナル

2016.02.02

『ヘラーズカフェ』の秀逸な新作アウター。

New Products Military Outdoor

『ヘラーズカフェ』という名は、ヴィンテージ愛好家なら知らぬ者はいない。
シアトルに本拠を置くヴィンテージディーラーで、その代表を務めるラリー・マッコイン氏は、
'80年代後期から'90年代に日本を席巻したヴィンテージの大ブームの火付け役でもある。

http://www.hellerscafe.jp/index.html

そんなラリー氏の持つ貴重なヴィンテージ・プロダクツを
『ウエアハウス』が共同で再現したブランド、それが『ヘラーズカフェ』だ。

この冬のコレクションでも、非常に珍しいアウターが多数ラインナップされているが、
その中でお勧めしたい3着をここで紹介する。

1着目は、'30年代のプリントダック生地を使ったフィールドジャケット。


特筆すべきは、このプリントされたコットンダック生地だろう。襟やポケットにはコーデュロイが施され、
ポケット両サイドには革で補強が施されている。また、深緑のウールライナーも施されていることから、
このジャケットがアウターウエアであるということがわかる。


内ポケットの袋地には、ウォバッシュと同じインディゴの抜染生地を使用。
'30年代はランチウエアやワークウエアに勢いがあった時代。その両者のディテールがこの1着に融合している。(1930s Duck Print Field Jacket ¥69,120_)


続いては、同じ’30年代に作られたクルーザージャケット。
ハンティングなどアウトドアウエアで名を馳せた『レッドヘッド』が作ったものを甦らせた。

特徴的なのが、コットンダック生地とウール生地のコンビになっていること。
非常に現代的で、約80年前に作られたものとは思えない意匠である。
おそらく英国のノーフォークジャケットに強く影響された1着なのだろう。
(1930s RED HEAD Wool & Cotton Cruiser Jacket ¥84,240_)


最後に紹介するのは、背中に大きく“ウォーアート”が描かれたM-41。

“ウォーアート”とは、第二次大戦期に見られるミリタリーウエアなどに兵士が手描きした絵の呼称で、
緊張からの一時の解放、娯楽、個人的な想いなどを描いたものである。
おそらくこちらは、日本に駐留した米軍兵士が着用していたものなのだろう。舞子や城が手描きされている。

その手描きされた“ウォーアート”は、なんと同じ風合いのままプリントで再現されている。
この技術力には、正直脱帽だ。手描きかプリントか、判別が難しい領域なのである。
だからこそ、ヴィンテージの持つ独特の存在感が余すことなく再現されているのだろう。


フロントはプレーンのM-41。この点ももとにしたヴィンテージをそのまま踏襲している。
背中の“ウォーアート”は、あるものと無いものを2種類用意。
(1940s War Art U.S.Army M41 Field Jacket プリント入り¥83,160_、プリント無し¥73,440_)

どちらも『Heller's Cafe』の直営店である『ARCHIVES』にて購入可能だ。
■ARCHIVES恵比寿店 東京都渋谷区恵比寿西1-29-8 恵比寿ウエスト2F Tel.03-6809-0223
■ARCHIVES北堀江店 大阪市西区北堀江1-14-14 Tel.06-6534-7889

また、『ウエアハウス』のオフィシャルサイトでも通販されている。
http://www.ware-house.co.jp/


Photo&Text by CLUTCH Magazine 編集部

Heller's Cafe warehouse

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