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Chief's Voice

編集長ブログ

2016.03.11

「レザー経年変化」談義

プロダクツ garments collection

※これから出てくるレザーアイテムは、すべて同じ革、もともと色も同じものです
本日は夕刻、
ロンドンから来た客の希望もあって
北千住方面へ。
目的地はTenjin Works<天神ワークス>。
付き合いはかれこれ10年。
そう、今年10周年を迎えるブランドで、
私が出会ったのはちょうどその頃。
「天神ワークス」という名前が決まった時のことを記憶している。
或るイベントに出店していた彼らのブースの前を通ったとき
珍奇なレザージャケットがディスプレイされていた。
当時、私はライトニングの編集長で、スタッフを引き連れて会場を見て回っていた。
そのジャケット、ヌメ革のライダースジャケットだったのだ。
製品化されるかどうかも分からないサンプルだったと思う。

秋のレザージャケット特集。
表紙のキャッチコピーは
「すべて革ジャンは未完成である。」
このキャッチを考えたとき、じつは脳裏にあったのは件のレザージャケットだった。
初登場が表紙!
切抜きのヌメ革ジャケットをレイアウトしただけの
シンプルだが強烈な表紙だった。
新品で、まったく経年変化もしていない。
まさに、未完成の革ジャンだった。

それから10年。
俺も変わったが、デザイナーの高木さんも風貌はずいぶん変わった。
しかし、2人のパッションは当時と変わらないことを確認。
本日、そんな最初の出会いを思いださせてくれるシロモノを見つけた。

Tenjin Worksの店内に飾られていた一着のレザージャケット。
お客様が着込んだものを借りているという。
驚くなかれ。
フロントファスナーを下すと……

つまり、元の色は

これ。
コバルトと名付けられたブルーのレザーだ。
私も持ってる。

このカバーオールも同じ革。
「正直、想像していなかった経年変化です」
とは高木さんの弁。

これも同じレザーで、このベストのように濃紺になるということは
私も買う時に説明を受けていた。
水で洗ったわけでもなく、特殊なお手入れをしたわけでもない
ただ、ひたすら着込んだだけの両者。
これだから革は面白い。

俺も負けてられない!
というわけで、コバルトのベレーもゲット。
Tenjin Works
http://tenjinworks.com/
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