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Chief's Voice

編集長ブログ

2016.02.03

『特攻の島』談義

プロダクツ コミック

『特攻の島』(佐藤秀峰 芳文社)といコミックを第一巻から第八巻まで、一気読み。
コミックは最終巻まで一気読みに限る。
『進撃の巨人』(諫山創 講談社)にしても、『空母いぶき』(かわぐちかいじ 小学館)にしても、
面白いコミックは次が出るまで、辛い思いをしている(現在進行形)。
だいたい、コミックの一冊なんてあっという間に読み終えてしまうから、
新刊の発売日は、すなわち新たなる欲求不満の始まりとなる。
だったら、完結したものを一気に読むほうがいい。

いやぁ、辛いね。胸が痛い。
回天特別攻撃隊のストーリー。
戦争観や歴史観をここで語るつもりはない。
感想は、ただ、辛い。
作画は緻密、ストーリーは史実に沿って、実名表現まである。
戦争の悲しい事実を伝えようとする作者の意欲が伝わってくる良作。
だから辛い。
死ぬことの意味を模索し続ける若者たちの苦悩を描いている。

そんな戦争が終わって、日本は平和な国になった。
「平和ボケ」なんて言葉があるが、ボケるくらい平和な国は少ない。
平和な現代に生まれたからこそ、世界のあちこちを飛び回ることができる。

今回は「世界のあちこち」がテーマ。
雑誌で紹介するたいていのプロダクツが
日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアのブランド
共通点は強大なクルマメーカーの母国といったところか
身の回りを見てみると、持ち物の多くはこのいずれかの国のブランドとなる
じゃぁ、それ以外の国のものって何があるかな? と、ウォークインクローゼットと化した執務室を見渡してみた

これはカナダのHimel Brothersが作ったツイードジャケット。レザージャケットがメインのブランドだが、私はこのハリスツイードを使ったジャケットがお気に入り。裏地のダックハンターは日本から輸入したコットン ツイル。もちろんMade in Canada

こちらもカナダのViberg。これはもうお馴染みのブランドだ。Made in Canada

この真紅のブーツは台湾のTHURS。台北のショップがオリジナルで作ったブランドで、いまやCC SHOWにも出展するほど。
イタリア職人が台湾で作る、Made in Taiwanの雄。珍しい内羽根のブーツ。

同じくアジア。シンガポールのObbi Good Label。レザーアクセサリーやバッグをメインにしたブランドで、キメ細かい作りはヨーロッパでも大人気。ベジタブルタンニングのレザーと頑丈な工業用ダック生地。金属パーツはすべて真鍮製というこだわりようだ。Made in Singapore、侮れず。雑誌とMac Bookを入れて歩くのにちょうどいいサイズ感で、お気に入り。

バッグをもう一つ。Thedi Leathersはギリシャのブランド。レザージャケットやバッグを作る。色むらがあるのは経年変化。使い始めて3年、いい飴色になったもんだ。

VAKAYは北アフリカにあるチュニジアのアイウエアブランド。フレームにはウッドを使っていて軽く、フィット感も抜群。基本的にはサングラスが多く、フレームはすべてウッドメイド。チュニジアって日本人にはあまり馴染みがない国だけど、2002年のFIFAワールドカップ日韓大会では1次リーグで日本と同組で対戦した。アイウエアとは無関係だが、そのくらいしか説明が思い出せない。

最後はオーストリアから。 Ludwig Reiterは1885年創業のシューメーカー。寒冷地訪問のために今冬購入した。ライニングにはムートン、グッドイヤーウエルト製法で組み上げられた高級ブーツ。万全の準備をして、明日、スイスへ飛ぶ。
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